
老人性色素斑(しみ)
老人性色素斑(しみ)とは
・一般的にいわれる、「シミ」のことです。
・顔、手の甲、うで、脚(膝下)などにできる茶色いシミです。
・日焼けが原因です。
・膨れてくると脂漏性角化症(老人性イボ、老人性疣贅)と呼ばれます。
・薄い茶色から濃い茶色まであります。
・大きさは様々で、数mm~数cmまであります。
・日焼けによりできるので、10歳代の方でもできることがあります。
治療方法
・Qスイッチルビーレーザー治療
・炭酸ガスレーザー治療(ふくれているシミの場合)
Qスイッチルビーレーザー、ピコ秒レーザー治療、炭酸ガスレーザー治療の経過
・老人性色素斑(しみ)はレーザーで治療をします。
・麻酔はしません。氷で冷やしながらレーザー治療を行います。(希望があれば局所麻酔をします)
・治療時間は30秒~2分です。
・治療後、新しい皮膚ができあがるまで7~10日間、絆創膏を貼る必要があります。
・ピコ秒レーザー治療の場合は絆創膏を貼らない場合があります。
・洗顔、入浴は当日から可能です。
レーザー治療後の跡形
・シミは通常1回の治療で取れます。
・跡形はしばらく赤黒く(色素沈着に)なりますが、数ヶ月でほとんど消えて分からないくらいになります。
・1年経過しても色素沈着が薄くならない場合は、取りきれていない可能性があります。その場合はもう一度レーザー治療を行います。
・肝斑の内服薬トラネキサム酸を内服したり、トレチノインを外用すると色素沈着が早く消えます。
手術費用
美容目的のレーザー治療の場合は自費治療となります。
1mmサイズ : 1.100円(税込)
例) 5mmの場合5.500円(税込)、 10mmの場合11.000円(税込)です。
※自費初診料2.200円(税込)、自費再診料550円(税込)が別途かかります。