レーザー治療
異所性蒙古斑
異所性蒙古斑とは
赤ちゃんのおしりの青いアザを蒙古斑と言いますが、おしり以外の場所に青いアザができた場合は、異所性蒙古斑と言います。
異所性蒙古斑は自然に薄くなりますが、完全には消えない場合があります。
異所性蒙古斑が消えないで残存した場合、成長してから治療をするより、赤ちゃんの時にレーザー治療を行った方が治療結果が良いです。
治療方法
レーザー治療の経過
1. 患部にレーザーを照射します。
2. 1回目のレーザー治療をしたら、6ヶ月~12ヶ月後に2回目のレーザー治療をします。
3. これを繰り返し行い、2回~8回レーザー治療をすると、色が薄くなります。
※氷等で冷やしながらレーザーを照射したり、局所麻酔を行ってからレーザー照射を行います。
※薄皮のかさぶたが剥がれるまでの21日間は絆創膏を貼る必要があります。
※入浴は当日から可能ですが、レーザー治療部位は洗うことができません。
※1回の治療で、異所性蒙古斑は消えません。繰り返し治療をして、段々薄くしていきます。
レーザー治療後の跡形
・レーザー治療は、通常傷跡は残りませんが、治療部位を擦るなどすると、傷跡が残ることがあります。
・跡形は、しばらく赤黒く(色素沈着に)なりますが、数ヶ月でほとんど消えて分からないくらいになります。色素沈着が取れた頃に、2回目のレーザー治療を行います。
治療費用
Qスイッチルビーレーザー治療は、健康保険の治療です。
・3割負担の場合6.000~12.000円(治療範囲で負担額が変動)
・子ども医療費助成がある場合、負担は0%になります。
・ピコ秒レーザーの場合は、自費治療になります。