形成外科治療
皮膚がん
皮膚がんとは
・皮膚に腫瘍ができた場合、良性の腫瘍と悪性の腫瘍(皮膚癌)があります。
・皮膚癌と良性の腫瘍との区別は難しいですが、ほくろより黒い腫瘍、湿疹みたいな傷が長期間にわたり治らない場合、腫瘍が急速に大きくなった場合、腫瘍からよく出血する場合は注意が必要です。
・皮膚癌には、①基底細胞癌、②有棘細胞癌、③悪性黒色腫、④日光性角化症、⑤ボーエン病などその他色々あります。
自己判断は難しいので病院を受診しましょう。
・病理組織検査をして診断をつけます。
皮膚腫瘍の簡単な特徴
① 基底細胞癌:真っ黒くて、ほくろに間違われることが多い腫瘍。顔にできることが多い。
② 有棘細胞癌:治らない湿疹とか治らない傷の様な腫瘍。顔や手背にできることが多い。
③悪性黒色腫:足の裏などにできる黒色腫瘍。これも初期はほくろと似ているため注意が必要。
④日光性角化症:顔にできることが多い湿疹様の腫瘍。前癌状態。顔の湿疹が何ヶ月も治らない場合は注意が必要。
⑤ボーエン病:体にできることが多い、湿疹様か、かさぶたの様な腫瘍。放置すると有棘細胞癌になるため注意が必要。
※治療法は皮膚癌の種類により様々な治療が行われます。
※治療法は病院を受診して、詳しい話を聞きましょう。