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治療内容Treatment

美容治療(自費治療)

ほくろ
(母斑細胞母斑)
(色素性母斑)

ほくろ(母斑細胞母斑・色素性母斑)とは

ほくろ(色素性母斑・母斑細胞母斑)は、皮膚のメラニン細胞が局所的に増殖することによって形成されます。通常は良性ですが、外見上の理由や、稀に悪性に変化する可能性があるため、適切な診断と治療が必要です。ほくろは、顔、腕、背中など、身体のどの部分にも発生する可能性があります。

ホクロの種類

均一な色と形のほくろ

 

一般的なほくろは、均一な色と形をしており、特に問題を引き起こさないことが多いです。

 

変色や形の不均一

 

ほくろが不均一な形や色をしている場合、注意が必要です。特に色が複数あったり、不規則な形をしている場合は、医師に相談することが推奨されます。

 

急速な変化

 

ほくろが急に大きくなったり、形が変わったり、かゆみや痛みを伴う場合は、早急に診察を受ける必要があります。

 

出血や潰瘍

 

ほくろが出血したり、潰瘍を形成する場合は、悪性の可能性もあるため、速やかに医師の診断を受けましょう。

 

多発性のほくろ

一部の人は、複数のほくろが同時に発生することがあります。これも診察の対象となります。

ほくろの原因

遺伝的要因

 

ほくろは遺伝的に発生しやすい傾向があります。家族にほくろが多い場合、自分自身も多く発生する可能性があります。

 

 

紫外線

 

過度の紫外線曝露がほくろの形成を促進することがあります。特に日焼けを頻繁にする人は注意が必要です。

 

 

ホルモンの変化

 

思春期や妊娠など、ホルモンバランスの変化がほくろの増加に影響することがあります。

 

 

皮膚の摩擦や刺激

 

衣服やアクセサリーなどによる皮膚の摩擦や刺激が、ほくろの発生や変化を引き起こすことがあります。

 

 

年齢

 

加齢とともにほくろの数が増えることがあります。

日常生活における注意点

日焼け対策

 

線から肌を守るために、日焼け止めを使用し、長時間の直射日光を避けることが重要です。

 

 

皮膚の観察

 

定期的に自分の肌をチェックし、ほくろの変化に気づくようにしましょう。

 

 

摩擦や圧迫の回避

 

ほくろを摩擦や圧迫から保護するために、適切な衣服を選びましょう。

 

 

定期的な診察

 

良性で変化のないほくろは、経過観察のみで問題ない場合があります。

治療方法

すべてのホクロの治療が必要な訳ではありません。

良性で変化のないほくろは、経過観察のみで問題ない場合があります。

 

治療方法は、3つあります。

「切除手術」、「炭酸ガスレーザー治療」、「ピコレーザー・ルビーレーザー」

 

 

それぞれの特徴について説明します。

切除手術による治療

 

・大きくて、深いほくろや検査をしなければいけないようなほくろは、手術による切除術が行われます。

 

・注射による局所麻酔を行い、ほくろを切除します。細いナイロン糸で縫合を行い、約1~2週間後に抜糸を行います。

 

・切除後抜糸後は傷跡も目立たなくするように数ヶ月の間テープや、スポンジを貼ります。線状の傷跡が残ります。ドッグイアーと呼んでいる凸凹が残ることがあります。傷跡がケロイドになるリスクがあります。

 

 

炭酸ガスレーザー治療

 

・イボ状、あるいは色の濃いほくろを除去する時は炭酸ガスレーザーを使用します。

 

・局所麻酔を行い、真皮の中層まで蒸散します。治療時間は数分です。 治療後は擦り傷のようになり、小さな穴が開いた状態になります。14日~21日ほどで皮ができて治ります。その間はキズパワーパッドなどを貼ります。

 

・治療後、少し陥没して治っても、6~12か月で、少しずつ皮膚が平らに近づき目立ちにくくなります。ほくろが深い場合は少し陥凹が残ったり、ケロイドになるリスクがあります。

 

・90%以上のほくろが1回で除去されます。しかし、皮膚の深いところまでほくろの細胞があるる場合は、少し取り残しになり、ほくろが再発することがあります。残ったほくろの細胞は、後日改めて除去する場合もあります。

 

 

ピコレーザー、ルビーレーザーによる治療

・小さくて平らな、色の淡いほくろの場合は、色素除去をするピコレーザー等で治療をします。通常麻酔の注射はしません。日常生活は、ほぼ支障がありません。薄化粧なら当日から可能です。7日~14日程度で皮膚ができて治ります。

 

・1回の治療では完全には除去できないことが多く、繰り返し治療して、だんだん薄くしていきます。完全には取れないこともあります。

 

・数回の治療で薄くなることもあれば、かなりの回数の治療をしても薄くならないことがあります。

 

 

ホクロの治療費

健康保険の適応について

 

切除術や癌の心配がある場合の組織検査は、健康保険が適応されます。

ピコレーザーによる、色抜き治療

範囲税込(税抜)
顔全体1回33,000円(30,000円)
首全面1回33,000円(30,000円)
デコルテ1回33,000円(30,000円)
背中半分1/266,000円(60,000円)
部分当て1回11,000円(10,000円)

炭酸ガスレーザーによる、削る治療

範囲税込(税抜)
3㎜未満1個11.000円(10.000円)
3~5㎜未満1個22.000円(20.000円)
5㎜以上1個33.000円~(30.000円~)

切除手術による治療

範囲 自己負担
切除手術8,000円~15,000円(3割負担)

レーザー治療の注意点

・1回の治療で薄くないことがあります。

 

・レーザー治療は、通常傷跡は残りません。ただし、まれに傷跡や、ケロイドが残ることもあります。

 

・跡形はしばらく赤黒く(色素沈着に)や、白斑になる場合がありますが、数ヶ月から数年でほとんど消えて分からないくらいになります。

 

・治療部位を擦るなどをすると、傷跡や色素沈着が残ることがあります。

 

・治り方、効果には個人差があります。

 

・レーザー治療は万能ではありません。全ての状態が治るわけではありません。

 

・1回の治療で100%の効果があるわけではありません。

 

・治療結果を保証しているわけではありません。

レーザー治療を受けていただけない方

・日焼けをしている方(特に1ヶ月以内に長時間日光を浴びた方)

 

・施術後2週間以内に、長時間日光を浴びる予定のある方

 

・妊娠中の方

 

・ヘルペス、帯状疱疹の方

 

・アトピー性皮膚炎の薬を塗っている方

 

・活動性の感染症のある方

 

・予防接種、ワクチン接種の前後1週間

 

・切り傷やニキビなどの炎症部位への施術

 

・ケロイド体質の方

 

・光過敏症もしくは、光過敏性を高める薬剤をご使用中の方

 

・糖尿病、てんかんの方

 

・AIDSやHIVを含む免疫抑制疾患の方

 

・抗凝固剤をご使用中の方

 

・風邪・頭痛・発熱・二日酔い・疲労等など体調不良の方