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治療内容Treatment

形成外科治療(保険治療)

副耳

副耳とは

 

副耳とは耳の奇形で、生まれたときからあります。耳の前や、頬にイボ状にもりあがった耳の一部になります。

 

副耳の中には軟骨が入っている場合があります。副耳があることで何か問題になることはありませんが、主には見た目が嫌な場合には治療の対象になります。

治療方法

切除摘出手術

 

・生後1歳くらいまでであれば、局所麻酔の日帰り手術が可能です。

 

・1歳を過ぎると全身麻酔が必要になる場合があります。

 

 

切除手術の経過

 

・おおむね1歳までの場合は日帰り手術です。

 

・局所麻酔で行います。麻酔時に多少の痛みがありますが、手術中の痛みはありません。

 

・切除から縫合までの時間は場所と大きさで異なりますが、平均5~10分で終わります。

 

・手術後2~3日目以降は多少水に濡れることも可能です。

 

・術後1週間前後経ってから抜糸をします。

 

・1歳以降の場合は全身麻酔での手術になることがあります。その場合は紹介となることがあります。

 

 

手術後の傷跡と注意点

 

・傷跡が残ります。

 

・傷跡は少し赤みをともなっていますが、時間の経過と共に目立たなくなります。

 

・傷跡の大きさは副耳の大きさにより変わります。

 

・傷跡は細いしわや線のようになります。

 

・傷跡が気になる方は、テープ固定治療やスポンジ圧迫治療を数ヶ月行うと、傷跡が目立ちにくくなります。

 

・1回の切除手術で、完全に取れない事もあります。

 

・手術で副耳の除去をおこなっても、数年の時間の経過とともに再度少しだけ副耳が目立ってくることがまれにあります。その場合は、その時に再度摘出をおこないます。

 

・ケロイド体質の方は傷跡が目立つ場合があり、ケロイド治療をする場合があります。

治療費用

※切除術は保険が適応されます。

※子ども医療費助成がある場合、負担は0%になります。

副耳切除術

施術内容費用
副耳切除術約7,000円(3割負担)