・骨の様に硬い皮下腫瘍です。

・症状は無症状です。

・小児の顔（まぶた）、首、腕にできることが多いです。

・大人にもできることがあります。

・表面がわずかに盛り上がっているように見えることが多いです。

・皮下に青黒っぽいものが透けて見えることもあります。

・表面が水ぶくれ（水疱）の様に見えることもあります。

●切除摘出手術

●レーザー治療

１．注射の局所麻酔を行い、石灰化上皮腫を摘出します。

２．細いナイロン糸で縫合をします。

３．約１～2週間後に抜糸を行います。

・皮膚を縫合する場合、1層縫合か２層縫合をおこないます。

・皮下縫合をおこなう場合には、吸収糸や、非吸収糸を使用します。

・切除から縫合までの所要時間は、平均10～30分程度で終わります。　

・術後数日の間、患部が少し腫れたり、内出血をおこすことがあります。

・２日目以降は多少水にぬれても大丈夫です。

・傷跡が残ります。

・傷跡は、時間が経つと、ニキビ跡や細いシワのようになります。

・ドッグイアーと呼んでいる凸凹が残ることがあります。

・傷跡の手入れとして、テープ固定等を1～6ヶ月間行うと、かなり目立たなくなります。

・再発することがあります。

・傷跡がケロイドになることがあります。

ケロイド体質の方は、傷跡が赤くみみず腫れなることがあります。その場合は術後更にケロイドの治療が必要になります。

※ほとんどの場合で保険が適応されます。