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青色母斑(青ぼくろ)
青色母斑(青ぼくろ)とは
・青色母斑は青あざの一種です。
・普通のほくろに似ていますが、少し青色が強いです。
・大きさは10mm以下のことが多く、わずかに盛り上がっていることが多いです。
・手の甲、足の甲、顔にできることが多いです。
・まれに悪性化(癌化)する場合があります。
・悪性黒色腫(メラノーマ)と区別しにくい場合があるので注意が必要です。
・切除した場合は病理組織検査を行い、詳しく調べます。
治療方法
青色母斑(青ぼくろ)の治療は、2つの方法があります。
1. 経過観察
2. 切除摘出手術
摘出手術の手順
・注射の局所麻酔を行い、青色母斑を切除します。
・細いナイロン糸で縫合をします。
・約1~2週間後に抜糸を行います。
・皮膚を縫合する場合、1層縫合か2層縫合をおこないます。
・皮下縫合をおこなう場合には、吸収糸や、非吸収糸を使用します。
・切除から縫合までの所要時間は、平均10~30分程度で終わります。
・術後数日の間、患部が少し腫れたり、内出血をおこすことがあります。
・2日目以降は多少水にぬれても大丈夫です。
治療後の経過
・傷跡が残ります。
・傷跡は、時間が経つと、ニキビ跡や細いシワのようになります。
・ドッグイアーと呼んでいる凸凹が残ることがあります。
・傷跡の手入れとして、テープ固定等を1~6ヶ月間行うと、かなり目立たなくなります。
・傷跡がケロイドになることがあります。
ケロイド体質の方は、傷跡が赤くみみず腫れなることがあります。その場合は術後更にケロイドの治療が必要になります。
治療費
切除手術による治療
治療方法 | 自己負担 |
---|---|
切除手術 | 7.000円~18.000円(3割負担) |
※ほとんどの場合で保険が適応されます。